企業・経営


2024年7月26日[3面]

いであ/外洋調査の展開強化へ本部新設、浮体式洋上風力の点検で実証実験

 いであが、外洋調査のニーズ拡大を見据えて体制を強化している。4月に新たな本部を新設。AUV(自律型無人潜水機)を活用しながら、環境の調査や予測、影響評価などをワンストップで展開してきた強みをさらに伸ばす。6月には、AUVで浮体式洋上風力発電施設を点検する実証実験が、内閣府の事業で採択された。AUV活用拡大を目指す政府らの動きに歩調を合わせながら研究開発を加速し、2030年の「水中部保守点検サービ…

2024年7月24日[3面]

アーバンエナジーら/全国初、岩手県八幡平市に地熱発電の地域新電力会社を設立

 JFEエンジニアリングの全額出資子会社で電力関連事業を手掛けるアーバンエナジー(横浜市鶴見区、小林厚社長)ら5者は23日、岩手県八幡平市に電力小売り会社「はちまんたいジオパワー」(川原太郎社長)を設立した。市内2カ所の地熱発電所から再生可能エネルギー由来の電力を調達し、地元施設に供給することで地域の脱炭素化を促す。地熱発電所を核とした地域新電力会社は全国初という。2025年2月の事業開始を予定す…

2024年7月17日[3面]

清水建設/持続可能な型枠合板使用へ、30年までに非認証輸入材ゼロ目指す

 清水建設はコンクリート構造物で使用する型枠合板のうち、2030年までに同社施工現場で森林認証制度非認証の輸入産合板使用ゼロを目指す。一般的に型枠合板はマレーシアやインドネシア産の外国産材を中心に天然…

2024年7月12日[3面]

日本国土開発/機能性吸着材の製造本格化、建材メーカーへの販売目指す

 日本国土開発は新領域事業の一環として、2015年から開発や実証に取り組んでいる有害物質を吸着する「機能性吸着材」の製造に本格着手する。11日、福島県南相馬市に建設する製造工場の工事に着手した。さらな…

2024年7月11日[10面]

スコープ・業務効率化/グラウト協会、施工データをデジタル管理・26年度本格運用へ

 日本グラウト協会(立和田裕一会長)は、地盤改良の薬液注入(グラウト)施工データをデジタル化する。協会認定の流量計から集積装置に送られたデータを協会専用クラウドに保存する仕組み。大量の紙で保存している…

2024年7月9日[7面]

橋本店/協力会社の生産性向上支援、鹿島ら開発の型枠新工法をリースで4社に提供

 橋本店(仙台市青葉区、武田文孝社長)は協力会社の生産性向上を支援する。鹿島らが開発した型枠工事を省力化する「型枠一本締め工法」に必要な部材をグループ会社の橋本不動産(同、佐々木宏明社長)が購入。型枠…

2024年7月8日[1面]

大林組、東亜建設工業/北海道・室蘭港でSEP船入港式典開く、洋上風力の基地港に

 大林組と東亜建設工業は5日、共同建造したSEP(自己昇降式作業台)船「柏鶴(はっかく)」の入港セレモニーを北海道室蘭市の室蘭港で開いた。両社の関係者や青山剛室蘭市長のほか室蘭市議会、国土交通省の北海…

2024年7月5日[4面]

JR東日本/電気設備設計ツールを機能強化、自動で図面作成・作業時間2割削減

 JR東日本は鉄道で使用する電気設備の設計ツールを機能強化し、図面作成や信号機などの設置位置の確認を自動化する。3Dモデルに設備のスペックや環境条件を付加したBIMモデルと、これにひも付ける設計資料を…

2024年7月2日[3面]

鹿島/車両型の移動式安全体感施設を開発・運用、VRなど搭載で疑似体験

 鹿島は、車両型の移動式安全体感施設「Kajima Safety Caravan」(カジマセーフティキャラバン)を開発した。現場に直接届けることで簡単に安全体感訓練が行え、現場に安全教育の場を提供する…

2024年6月27日[1面]

西日本高速会社・芝村善治社長が就任会見/新名神開通へ全力、働き方改革も強化

 26日付で西日本高速道路会社の社長に就任した芝村善治氏が同日、大阪市北区の本社で会見し、今後の経営方針などを明らかにした=写真。芝村社長は手掛ける幅広い事業の中で当面の大きな目標に「新名神高速道路の…

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