技術・商品


2025年4月1日[2面]

JACIC/新サービス「コブリス・プラス」を5月7日から提供開始

 日本建設情報総合センター(JACIC、山田邦博理事長)は、既存の建設副産物情報交換システム(コブリス)と建設発生土情報交換システム(発生土システム)を全面的にリニューアルし一体化した「コブリス・プラス」のサービス提供を5月7日に開始する。同時に利用者の拡大に向け、料金を引き下げる。  コブリス・プラスは、両システムに加え、建設発生土の官民有効利用マッチングシステム(官民マッチング)も一体化させる…

2025年4月1日[3面]

戸田建設ら/雨水貯留施設をコンパクト化、逆流防止弁付きの有孔中空円管採用

 戸田建設と日本ヒュームは、施設規模をコンパクト化できる地下式雨水浸透貯留システムを共同開発した。躯体側壁や柱に逆流防止弁付きの有孔中空円管を採用。雨水貯留時には逆流防止弁付き孔の機能で側壁から周辺地盤に雨水の一部を浸透させ、地上への供給用として中柱内にも貯留可能となる。これらの機能により全体の施設規模をコンパクト化でき、工事費の低減や工期の短縮にもつながる。  今回開発したシステムは、まず有孔中…

2025年3月28日[3面]

鹿島/覆工全自動打設多様な現場で対応可能に、流動化コンクリでコスト低減

 鹿島は建設現場で流動化させる低コストの覆工用高流動コンクリートを開発し、既存の「全自動トンネル覆工コンクリート打設システム」と組み合わせる形で実工事に初導入した。生コン工場で製造したスランプ15センチ程度の普通コンクリをベースに新開発の現場添加型混和剤を用いて流動化させ、工場製品と比べ製造コストを大幅に低減する。現場流動化の高流動コンクリを組み合わせることにより、さまざまな施工条件や断面のトンネ…

2025年3月25日[3面]

大成建設ら/環境配慮コンクリで新タイプ開発/副産物利用量を約8倍拡大

 大成建設は、同社が展開する環境配慮コンクリート「T-eConcrete」の新タイプを相模原市やJR東海と共同開発した。原材料であるセメントや天然砂に代えて高炉スラグや溶融スラグを利用し、刺激剤として…

2025年3月25日[3面]

安藤ハザマら/遠隔操作移動式コンベヤを開発/掘削~ずり出し無人化へ

 安藤ハザマらは、トンネル掘削工事の連続ベルトコンベヤー工法の効率化に向け「遠隔操作移動式コンベヤ」を開発した。作業中の建機の間隔を柔軟に調整し、ずり出しの作業効率を高める。ベルトコンベヤーを連続的に…

2025年3月24日[3面]

西松建設ら/山岳トンネルで複数重機が自動施工、ずり出し作業を大幅効率化

 西松建設とジオマシンエンジニアリング(東京都荒川区、塚田純一社長)、アラヤ(東京都千代田区、金井良太社長)は、山岳トンネル施工の1次ずり搬出作業に使用するホイールローダーとバックホウの自動施工システ…

2025年3月19日[3面]

大成建設/複数台自動化建機を協働運転、ダム現場で無人化施工実証

 大成建設は同社が開発したリジッドダンプ自動運転技術と施工管理支援基盤システムを連携し、複数台の自動化建設機械の協調運転による無人化施工を現場実証した。国土交通省東北地方整備局が発注した「成瀬ダム原石…

2025年3月18日[3面]

産総研、清水建設/汎用熱交換器で水素高速吸蔵、高性能・低コスト化を実現

 産業技術総合研究所(産総研)と清水建設は、汎用(はんよう)の熱交換器と独自の拡散構造で高速吸蔵が可能な「水素吸蔵合金タンク」を開発した。空調機器などに使う汎用の熱交換器を転用。熱媒シミュレーションの…

2025年3月17日[3面]

鉄建建設/高架橋建設にPCa部材採用、最短5日で1ブロック構築

 鉄建建設が東京都品川区で施工中の「東京貨物ターミナル改良工事」で、プレキャスト(PCa)部材を採用した高架橋の建設を進めている。構造物のフルPCa化に加え、柱と梁の架設を効率化する新たな工法を導入。…

2025年3月14日[3面]

東急建設、東京都市大学/建築現場で人協調型ロボ実装、竣工後もサービス支援

 東急建設と東京都市大学は、建築物に適用する「人協調型ロボティクスの社会実装技術開発」の共同研究に乗りだす。人とロボット建物が連携し、建築現場の作業や竣工後のさまざまなサービスを支援するロボットが動作…

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