技術・商品


2024年12月3日[3面]

大林組ら/自動火薬装填システムを現場実証、遠隔での発破に成功

 大林組と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、慶応大学の3者は2日、山岳トンネルの「自動火薬装填(そうてん)システム」を現場で実証し、遠隔での発破に成功したと発表した。触覚を再現する技術を活用し、切羽から320メートル離れた遠隔地で火薬を装填、発破できることを確認した。今後は一連の作業を自律化する技術も開発し、安全性と生産性の向上につなげる。2026年度の本格実装を目指す。  慶大が開…

2024年11月28日[1面]

フジタら/バイオ炭でCO2固定の歩道用舗装材開発、材料由来の排出量実質ゼロに

 フジタとトクヤマは、セメントなど材料由来の温室効果ガス排出量を実質ゼロとした環境配慮型の歩道用舗装材「バイオ炭インターロッキングブロック」を開発した。木質バイオマスガス化発電の副産物である炭をコンク…

2024年11月28日[3面]

岩堀建設工業/生コンの注文・納入書管理をウェブで完結へ、アプリ開発着手

 岩堀建設工業(埼玉県川越市、岩堀和久社長)は、生コンクリートの注文手続きや納入書の管理などをウェブ上で完結できるアプリを開発する。生コンの打設時間や数量、打設場所、輸送の間隔などを入力すると、プラン…

2024年11月26日[3面]

a Robotics Company/非破壊検査ロボ国内展開へゼネコンと交渉進む

 米国のスタートアップ、a Robotics Company(アカシ・カンチャーラ最高経営責任者〈CEO〉)が、非破壊検査ロボットの日本国内への展開に注力している。プログラミング機能を備えたセンサーを…

2024年11月25日[3面]

清水建設ら/スラブ鉄筋の結束作業を省力化、立位作業で身体負担軽減

 清水建設は、建ロボテック(香川県三木町、眞部達也社長兼最高経営責任者〈CEO〉)と共に、スラブ鉄筋の結束作業を省力化する補助装置を開発した。既製の鉄筋結束機を先端に取り付けて使用し、立ったまま足元の…

2024年11月22日[3面]

日特建設/働き方改革の将来像示す、自動・遠隔施工技術で全業務の現場完結めざす

 日特建設の和田康夫社長は21日に東京都内で開いたシンポジウムで、開発に注力している自動・遠隔施工技術による働き方改革の将来像を示した。同社が得意とするダムの基礎岩盤を補強するグラウチング工事や、のり…

2024年11月21日[3面]

安藤ハザマら/山岳トンネル工事で吹き付けコンクリ自動施工、3Dデータで必要量算出

 安藤ハザマとニシオティーアンドエム(大阪府高槻市、北俊介社長)は山岳トンネル工事の生産性・安全性向上策として、吹き付けコンクリートの自動施工技術を共同開発した。▽切羽出来形取得▽位置情報演算処理▽油…

2024年11月15日[3面]

大林組/CO2排出量削減効果とコストの比較検証システム開発、仕様や予算検討を支援

 大林組は、建物計画の初期段階で二酸化炭素(CO2)排出量削減効果と、コストの増減率を瞬時に比較検証できるシステム「カーボンデザイナー E-CO BUILDER(エコビルダー)」を開発した。計画地を地…

2024年11月12日[3面]

鹿島/新型現場溶接ロボットを開発、計測・溶接・スラグ除去の一連作業を全自動化

 鹿島は溶接量が多い大型鉄骨柱を対象に、柱の全周溶接に伴う一連の繰り返し作業を全自動化する新型の「マニピュレータ(多関節型アーム)型現場溶接ロボット」を開発した。開発済みの溶接ロボットに「開先センシン…

2024年11月11日[3面]

清水建設/有筋構造部材自動造形技術を実工事に初適用、材料噴射で3Dプリンティング

 清水建設は材料噴射型の3Dプリンティング技術を活用し、鉄筋内蔵の有筋構造部材を自動造形する技術を実際の工事で初適用した。対象現場は堺市西区にある日本製鉄の瀬戸内製鉄所阪神地区(堺)内での製鉄設備建設…

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