技術・商品


2026年3月10日[3面]

鹿島ら/山岳トンネル、AGF鋼管打設を切羽作業範囲で無人化/労災の低減確認

 鹿島らが山岳トンネル工事を補助するAGF工法(注入式長尺鋼管先受け工法)のAGF鋼管打設作業で、肌落ちリスクが高い切羽作業範囲内で無人化施工を実現した。鋼管供給システムを開発し鋼管接続装置も改良。実現場に試験導入した結果、人手による作業が不要で労働災害が低減できることを確認した。今後は鋼管打設後のロッド回収も含め切羽作業範囲への技能者の立ち入りゼロを目指し、AGF工法のさらなる機械化・省人化を進…

2026年3月10日[3面]

大和ハウス工業、フジタら/再生材料50%以上のコンクリート補強PP短繊維開発

 大和ハウス工業とフジタ、バルチップ(岡山県倉敷市、萩原佳明社長)、関西化学工業(奈良県大和高田市、志野一弥社長)は、コンクリートを補強する再生ポリプロピレン(PP)短繊維「アミチップ」を開発した。廃プラスチックなどの再生材料を50%以上含み、二酸化炭素(CO2)の削減効果が期待できる。より施工しやすくするため、大和ハウス工業とフジタはコンクリート補強用PP短繊維の散布工法「マクチップ工法」も開発…

2026年3月9日[3面]

鹿島/森林の地下水かん養機能の評価技術を開発/データ実測で高精度実現

 鹿島は、森林が雨水や雪解け水を地下水として蓄えるかん養機能を高精度に評価する技術を開発した。森林に設置した新型センサーで降水量や水分蒸発散量のデータを取得。森林の状態をデジタルツインで仮想空間に再現する。森林構造を解析し、人による手入れが地下水量に与える効果をシミュレーションし、定量的に検証できるようにした。同社は地方自治体や森林事業者と連携し、科学的な根拠に基づく森林管理の拡大を進める。  新…

2026年3月6日[1面]

清水建設、北大/既設コンクリへのCO2固定化技術、実建物に初適用

 清水建設は、北海道大学と共同で研究開発している既設コンクリートに二酸化炭素(CO2)を固定する技術について、実建物で初の試験施工を始めた。品川区第三庁舎(東京都品川区)のコンクリート外壁延べ55平方メートルに、CO2の吸収性能が高いアミン化合物2種類を表層に塗布。大気中のCO2をコンクリート内部に吸収・固定するのを促す。CO2固定量の変化を3年程度モニタリングする。  CO2固定化技術「DACコ…

2026年3月6日[3面]

竹中工務店/DCに特化した設計支援ツール開発/基本情報入力だけで作業大幅短縮

 竹中工務店がデータセンター(DC)に特化した設計支援ツールを開発した。これまで蓄積してきた豊富な知見をデータベース(DB)として活用。DC建設で最も大事になるIT容量(受電容量)を効果的に確保するため、立地条件や必要設備などの基本情報を入力するだけで、事業化検討に必要な設計プランが作成できる。従来は数カ月程度かかっていた作業期間を約2~3週間に短縮し、迅速な提案が可能になる。  同社によると、D…

2026年3月5日[3面]

大林道路ら/米由来のアスファルト混合物開発/舗装のLCCO2抑制

 大林道路とライスレジン(福島県浪江町、渋佐寿彦、奥田真司両代表取締役)、日本大学の3者は、米由来のバイオプラスチックを含むアスファルト混合物を開発した。米の生育過程で吸収する二酸化炭素(CO2)を舗装に固定。舗装ライフサイクル(LC)全体でCO2排出量を抑える新たな環境舗装材として、地域の資源循環に貢献していく。  米由来のバイオプラスチックの名称は、共同開発者の社名と同じ「ライスレジン」。非食…

2026年3月5日[3面]

鹿島/山岳トンネルの切羽性状評価システム開発/独自ソフトで定量分析

 鹿島は、山岳トンネル工事で切羽の性状を定量的なデータに基づき評価するシステムを開発した。スマートフォンで撮った写真や掘削ブレーカーに取り付けた加速度センサー、コンクリート吹き付け機に設置したLiDAR(ライダー)などから必要なデータを素早く取得。独自の分析ソフトで岩盤の風化具合などを算出する。評価結果は帳票として自動出力できる。国内の現場で検証し、技術者や技能者と同等レベルの正確な結果が得られる…

2026年3月4日[3面]

大成建設/シールドマシン掘進時の振動低減/常時計測と低摩擦高性能滑材組み合わせ

 大成建設は、シールドマシンの掘進時に発生する振動の低減技術を開発した。振動を常時計測して要因を定量的に把握・可視化するモニタリングシステムを活用。マシンの外殻と地山の摩擦で振動が発生した場合、新開発…

2026年3月3日[3面]

高砂熱学工業、YKK、JALら/沖縄の魚を高鮮度空輸/独自技術で傷み抑制

 高砂熱学工業やYKK、日本航空(JAL)ら7者が連携し、冷凍せずに魚の鮮度を保ち流通させる仕組みを構築する。独自の保冷技術や水密性に優れた袋を活用。沖縄県国頭村で水揚げした魚を適切な温度に冷やし、航…

2026年3月3日[7面]

名古屋市上下水道局/AIで上下水道管データ照査効率化/庁内公募プロジェクトに採択

 名古屋市上下水道局は、KKGeneration(KKG、東京都渋谷区、藤田浩之介社長)が開発したAIを活用した管設計データの照査業務を試験導入している。これまでは基準への適合や数量計算ミスの有無を職…

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