特集
2025年4月18日
IHIと野村不動産が横浜市金沢区で建設を進めていた「Landport横浜杉田」が完成した。首都高速道路湾岸線杉田ICの近くに立地し、大消費地である横浜・東京都内へのアクセスに優れた延べ約16万m2の大型物流施設。3・4階の一部に約4,000パレットの立体自動倉庫を設け、シェアリングサービスを実施するほか、ロボットや倉庫管理システムのレンタルも行い、最新の自動化技術を駆使した物流ソリューションを提…
2025年4月18日
大阪広域生コンクリート協同組合(木村貴洋理事長)が大阪市住之江区に計画していた最先端技術の開発・研究拠点「テクノ・ラボ大阪」が完成した。SDGsの達成とカーボンニュートラルの実現に向けて、生コンクリートに関するカーボンニュートラル・リサイクルシステムの構築と実用化に向けた研究・開発を進める。木村理事長に施設整備の経緯や目的などを聞くとともに、事務所棟と研究棟の機能を紹介する。建物の設計コンセプト…
2025年4月18日
東京農工大学西東京国際イノベーション共創拠点完成/施工は坪井工業
東京農工大学が府中キャンパスで建設を進めてきた「西東京国際イノベーション共創拠点」が完成し、19日にオープンする。「農」「食」「エネルギー」に焦点を当て研究機関、民間企業、スタートアップ、自治体、地域住民が連携する研究開発や事業展開の拠点となる。RC造と木造のハイブリッド構造の施設は、設計を香山+計画・環境建築+環境エンジニアリング設計共同体、施工を坪井工業が担当した。
2025年4月17日
仙建総合研修センター完成/仙建工業が設計・監理、建築施工はカメイら
仙建工業が、宮城県名取市に移転新築した「仙建総合研修センター」が完成し、4月から運用が始まった。建築や土木の現場構造物をリアルに再現するとともに線路やトンネル、こ線橋などを整備し、実際の鉄道関連施設と同じ環境で社員や協力会社の安全と技術レベルの向上を図る実体験型施設となる。若手技術者を中心に人材育成に力を注いでいく。設計・監理は仙建工業が担当した。
2025年4月15日
みずほ銀行が東京都目黒区で建設を進めてきた「みずほ中目黒スクエア」が完成した。銀行の基幹システムを支えるIT人材が働く拠点として、長く事務センターがあった場所に新たに建設した。緊急事態が発生した時にも事業継続が可能となるよう、耐震性を確保して停電リスクにも対応できるようにしている。歴史と新しさを併せ持つ街の特性も生かしながら、IT部門に期待される業務を担い、地域にも親しまれ愛される拠点に育ててい…
2025年4月11日
海外158カ国・地域と七つの国際機関が参加する「2025年大阪・関西万博」が4月13日に開幕する。 国内で国際博覧会が開かれるのは「愛・地球博」(愛知県)以来20年ぶり。会場は大阪市此花区の人工島・夢洲。 約155haの敷地には個性豊かなパビリオンが並び、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、10月13日までの半年間の会期中、さまざまなイベントが繰り広げられる。 国内外から2820万…
2025年4月10日
京葉流通倉庫(埼玉県戸田市、箱守和之社長)がさいたま市緑区に建設した浦和営業所の施設が完成した。高速道路にアクセスしやすいなど物流倉庫としての好立地な条件を生かして、新たな顧客のニーズを取り込んでいきたいという。施設の設計と施工は関東建設工業が担当。送電線直下という難しい条件を克服しながら、物流倉庫で重視される土間やスラブコンクリートの品質管理に注力して完成に導いた。
2025年4月9日
RJRプレシア東十条ガーデン完成/設計はINA新建築研究所、施工は松尾建設
JR九州が東京都北区に開発した賃貸マンション「RJRプレシア東十条ガーデン」が完成した。商業施設が充実するなど生活利便性が高い場所で、シリーズ最大規模となる277戸を備えた。設計はINA新建築研究所、施工は松尾建設が担当。ファミリー層やDINKsなどを想定した入居者が居心地の良い空間での暮らしを送れるよう、ラウンジやカフェなど共用空間にも工夫を凝らした。
2025年4月8日
長崎県大亀矢代トンネル貫通/施工は熊谷組・門田建設・中島建設JV
長崎県が整備を進める「主要地方道小浜北有馬線(大亀~矢代工区)」の主要構造物となる「大亀矢代トンネル」が貫通した。施工は熊谷組・門田建設・中島建設JVが担当。脆弱(ぜいじゃく)な地質、硬質な転石、多量の湧水といった刻々と変化する厳しい施工条件に挑み、技術力を駆使し、受・発注者一丸となって掘り抜いた。県が目標とする2027年春ごろの開通に向け、大きな弾みとなる。
2025年3月31日
福井を含む近畿2府5県の2025年度当初予算が出そろった。各自治体とも将来を見据えた道路整備などの社会基盤整備や南海トラフ地震に備えた防災・減災対策、インフラの維持更新などを積極的に推進。老朽化した庁舎や学校校舎などの建設計画も進む。「近畿の予算企画」では各府県の建設事業を展望するほか、全府県市の予算額と主要な営繕事業を紹介する。