近年、大型の木造建築が全国に誕生している。断熱性や調湿性、心理面での効果など優れた性質を持つ木材の活用は、持続可能な社会の実現、地方創生といった時代の要請にも合致する。林野庁は、建築分野での国産材利用をさらに推進することで林業の成長産業化を目指す。新たな森林管理システムを導入し、林業の活性化と森林資源の適切な利用を進めることを狙いとする「森林経営管理法」が5月に成立した。日本の林業の現状や国産材活用促進の取り組みについて、沖修司林野庁長官に聞いた。
非住宅・中高層建築での国産材利用促進
2018年7月10日 特集
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