東日本大震災からの「復興・創生期間」が折り返しの3年目に入り、東北地方では震災復興事業が急ピッチで進んでいる。一方で、復興・創生期間終了後、急速に建設投資が落ち込むことが懸念されており、公共事業をはじめとする建設事業を継続的に確保することが大きな課題となっている。東北を元気で明るいエリアにするためには高速道路ネットワークをはじめ、良質なインフラ整備を進めることが重要であり、それを実現してこそ東北経済の真の発展につながる。そこで本紙東北支社では経済成長をけん引する高速道路や工業団地の整備状況、最先端の医療施設や市民の健康増進拠点となるスポーツ施設など東北の未来を担うプロジェクトにスポットを当てた。