国は建設工事の品質を今後も確保するため、15年度からいわゆる「担い手3法」を施行した。国土交通省は担い手3法のさらなる浸透を図るため、すべての都道府県に「適切なダンピング対策の実施」と「施工時期などの平準化」「建設業の働き方改革」「市区町村へのさらなる取り組みの浸透」を求めた。大阪支社では2018年暑中特集で近畿の大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、福井県と全市を対象にアンケートを行い入札・契約制度の改善状況を報告する。予定価格の事後公表は45団体で17年度調査比3団体増となった。低入札調査基準価格と最低制限価格の17年3月改正の中央公共工事契約制度運用連絡協議会モデルをベースにした見直しが進んでいることなども分かった。