兵庫県川西市が中央北地区(火打1)に計画したPFI事業「低炭素型複合施設(仮称)」の工事が完成した。PFI事業者である「川西市低炭素型複合施設PFI株式会社」(構成企業=三菱UFJリース、奥村組、JTBコミュニケーションデザイン、太平ビルサービス、協力企業=大建設計)が発注し、奥村組が施工を担当した。老朽化した文化会館と中央公民館を建て替えるとともに、分散していた福祉関連施設を集約し、地域の活性化と低炭素化まちづくりに資する複合施設を構築した。施設は、1000席のホールなどを含む「文化関連施設棟」と、公民館やこども家庭センターなどが入居する「福祉等施設棟」および付属施設で構成される。
■建築概要■
工事名=川西市低炭素型複合施設整備に伴うPFI事業建設工事
施設名=キセラ川西プラザ
発注者=川西市低炭素型複合施設PFI(株)
設計・監理=(株)大建設計
施工管理=(株)奥村組
所在地=兵庫県川西市火打1丁目地内
敷地面積=20,745m2
建物用途=福祉・文化施設(ホール、スタジオ、こども家庭センター、公民館、予防歯科センターほか)、付属棟(防災倉庫、ポンプ室)
規模=S造4階建て、総延床面積11,259m2
工期=2017年2月1日~2018年8月31日
事業期間=2018年9月~2038年8月31日
協力会社等=音響コンサルタント:浪花・千葉音響計画、ホールコンサルタント:(株)シアターワークショップ、外構デザイン協力:(株)ランドスケープデザイン