滋賀県近江八幡市が、2017年7月から建設を進めてきた「岡山コミュニティエリア整備工事(建設工事)」が18年12月14日に無事竣工した。市が重点事業に位置付け、学区ごとに小学校とコミュニティセンター等を一体的に整備する「コミュニティエリア整備事業」の一環で、有事の際には学区住民の1割が3日間の避難生活を送れるよう、さまざまな防災機能を備えているのが特徴。平時には地域のまちづくり・交流拠点としての役割を担うことが期待されている。設計は山下設計関西支社、施工は松村組大阪本店が担当。数々の工夫で厳しい施工条件を克服し、高精度・高品質の建築物を完成させた。
■建築概要■
■工事名/岡山コミュニティエリア整備工事
(建設工事)
■施設用途/小学校、コミュニティセンター
■建築主/近江八幡市
■設計・監理/株式会社山下設計関西支社
■施工/株式会社松村組大阪本店
■建設地/滋賀県近江八幡市加茂町3818ほか
■敷地面積/3万0602.20m2
■建築面積/5305.96m2
■規模/小学校:RC一部SRC造3階塔屋1階建て延べ7843m2
コミュニティセンター:RC造2階建て延べ1679m2
■工期/2017年7月28日~2018年12月14日