ICT基盤構築のためには、単独業種だけでなく異業種との協力が不可欠だ。フジタは、建設・モニタリング・情報化施工に重点を置くIT企業、ジオサーフCSとコンソーシアムを組み最新技術「重機搭載レーザー計測システム(重機LS)」を開発した。本技術は、内閣府が推進している官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)を活用した国土交通省(国交省)の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入活用に関するプロジェクト」に選定され、現在、土岐市(岐阜県)発注の「土岐口開発造成工事」の一部区域で効果の検証が行われている。