日本GLPが千葉県流山市で建設を進めていた「GLP流山Ⅲ」が完成した。3棟のマルチテナント型物流施設で構成される「GLP流山プロジェクト」の第3弾で、既に竣工しているⅠ、Ⅱ、Ⅲと合わせ総延床面積は32万m2に及ぶ。非常用発電機で災害時もテナント事務所や防災センターなどに電力を供給できるほか、高い水平剛性を持つPC免震構造を採用し、床揺れや荷崩れを最小限に抑制するなど、BCP対策にも注力している。設計・監理・施工をJFEシビル、構造設計をデロイトトーマツPRSが担当。きょう5日、待望の竣工式が行われる。
◆建築概要◆
◆建物名称/GLP流山Ⅲ
◆所在地/千葉県流山市南401番地
◆事業主/日本GLP株式会社
◆発注者/流山3ロジスティック特定目的会社
◆設計・監理/JFEシビル株式会社一級建築士事務所
◆構造設計/デロイトトーマツPRS株式会社
◆施工/JFEシビル株式会社
◆構造・階数/PC造(免震構造)一部S造、地上4階
◆敷地面積/41,703.95m2
◆建築面積/23,689.58m2
◆延床面積/89,385.99m2
◆工期/2017年10月1日~2019年2月28日