法務省が東京都昭島市で建設を進めていた国際法務総合センターC工区「東日本少年矯正医療・教育センター」「東京西法務少年支援センター」が完成した。府中市の関東医療少年院と相模原市の神奈川医療少年院の二つを統合した東日本少年矯正医療・教育センターでは、家庭裁判所で保護処分のあった少年のうち身体・精神疾患者、発達障害者などを収容し、状況に応じた指導を行う。東京西法務少年支援センターでは主に、家庭裁判所で観護措置決定を受けた少年を収容。医学・心理学に基づき非行の原因を解明し、更正に向けた内省を手助けする。設計を法務省大臣官房施設課、施工を大成建設が担当した。
◆建築概要◆
◆工事名/国際法務総合センターC工区新営(建築)工事
◆工事場所/教育センター:東京都昭島市もくせいの杜二丁目1-3
支援センター:東京都昭島市もくせいの杜二丁目1-1
◆発注者・設計/法務省大臣官房施設課
◆実施設計/株式会社東畑建築事務所
◆監理/株式会社衆設計
◆施工/大成建設株式会社東京支店
◆構造・階数/RC造一部S造、地上2階塔屋1階
◆敷地面積/32,776.68m2
◆建築面積/10,494.06m2
◆延床面積/18,196.97m2
◆工期/2017年4月18日~2019年1月31日