東京都豊島区で進められていた「東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業」が完了した。以前は老朽化した木造住宅の密集地だったが、東京都の木密地域不燃化10年プロジェクト不燃化特区のコア事業として組合施行により高層マンションに再開発。施行地区内には区有地の広場を設け、周りの道路も拡幅するなど、防災性、安全性に優れ、災害時の防火壁となるエリアを創出した。基本設計はタカハ都市科学研究所、実施設計・監理・施工は前田建設がそれぞれ担当した。
■建築概要■
■工事名称:東池袋五丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物
■工事場所:東京都豊島区東池袋五丁目19番1号
■発注者:東池袋五丁目地区市街地再開発組合
■参加組合員:野村不動産株式会社
■事業コンサルタント・基本設計:株式会社タカハ都市科学研究所
■実施設計・監理:前田建設工業株式会社一級建築士事務所
■施工:前田建設工業株式会社東京建築支店
■構造:鉄筋コンクリート造
■階数:地下1階、地上20階、塔屋1階
■敷地面積:1,573.25m2
■建築面積:874.03m2
■延床面積:14,718.50m2
■工期(新築):2017年4月5日~2019年3月25日