東京都渋谷区の庁舎建て替えに続き、渋谷公会堂の改築が完了し、新公会堂は10月にオープンする。2棟の新築に伴い、渋谷区は旧庁舎敷地再編で創出された約4500平方メートルの土地を民間企業に貸し出し、その対価で庁舎・公会堂が整備された。現在、同敷地では来秋完成予定の共同住宅建設も進んでいる。この街づくり事業「(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト」を事業者として計画したのは三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計の3者。三井不動産レジデンシャルが発注者となり、設計・監理を日本設計、施工を東急建設が担当している。
■建築概要■
■工事名称=(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト(庁舎棟・公会堂・住宅棟)
■工事場所=東京都渋谷区宇田川町1-1
■発注者=三井不動産レジデンシャル株式会社
■設計・監理=株式会社日本設計(デザイン監修:ホシノアーキテクツ)
■事業者=三井不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、株式会社日本設計
■施工者=東急建設株式会社
■工事内容=庁舎S・SRC造地下2階地上15階建て延床面積約32,198.28m2。公会堂S・SRC造地下2階地上6階建て延床面積約9,723.67m2。住宅RC造地下4階地上39階建て延床面積約61,271.94m2
■工期=庁舎2016年9月~2018年10月。公会堂2016年9月~2019年5月。住宅2017年4月~2020年9月