四国地方整備局が中筋川総合開発事業の一環として洪水調節や流水の正常な機能の維持、水道用水の供給を目的に建設を進めている横瀬川ダムの本体建設工事が概ね完了し、試験湛水が開始された。ダム本体の安定性や設備の正常な動作などを確認し、2019年度内に完成する。
■ダム諸元■
■位置:(左岸)高知県宿毛市山奈町山田、(右岸)高知県宿毛市山奈町山田
■型式:重力式コンクリート
■堤頂標高:EL.152.5m
■堤高:72.1m
■堤頂長:188.5
■堤体積:165,000㎥
■洪水調節方式:自然調節方式
■堤体勾配:上流面:鉛直、下流面:1:071
■地質:砂岩・頁岩及び砂岩頁岩互層を主体
■集水面積:11.4k㎡
■湛水面積:0.4k㎡
■放流設備:[常用]オリフィスゲート 幅1.55m×高1.8m×2門、[非常用]自由越流堤 幅6.2m, 6.0m, 5.0m 各2箇所(越流水深4.5m)