栃木県総合運動公園武道館 竣工

2019年11月1日 特集

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 栃木県が宇都宮市西川田地内の県総合運動公園一帯で整備を進めている総合スポーツゾーンの主要施設となる新武道館が完成した。施設名称は「栃木県総合運動公園武道館」で、11月3日に開館記念式典が執り行われる。天井や壁、床などには県産材を積極的に活用して栃木らしさを表現したデザインが特徴。また環境配慮として太陽光発電や地中熱を利用し、化石燃料の使用量削減、ランニングコストの低減を図っている。新武道館はメインとサブの武道場と、今後工事が行われる弓道場で構成され、全体完成は2021年度を予定している。
■建築概要■
■施設名称:栃木県総合運動公園武道館
■所在地:宇都宮市西川田
■建築面積:8,345m2
■延床面積:9,631m2
■構造:躯体/鉄筋コンクリート造、屋根/木造+鉄骨造
■階数:地上2階
■設計:AIS・フケタ・田村特定建築設計業務共同企業体
■建築工事:メイン武道場/中村・板橋・岩村特定建設工事共同企業体、サブ武道場ほか/東武・日豊・松本特定建設工事共同企業体
■電気設備工事:協新・半田・間島特定建設工事共同企業体
■空調設備工事:岩原・北斗・鬼怒川特定建設工事共同企業体
■給排水衛生設備工事:和田・大産特定建設工事共同企業体
■地中熱利用設備設置工事:栗田・シンエイ特定建設工事共同企業体
■工期:2017年6月18日~2019年3月8日