11月5日は国連の定める「世界津波の日」であり、わが国でも古来伝わる「津波防災の日」だ。津波防災の意識を高めるとともに、適切な避難行動の定着に向けた取り組みが、この日を契機に世界各地で行われる。津波はひとたび発生すれば被害が甚大な上、被災範囲も広い。過去の津波災害では津波に対する認識の不足や、避難方法の周知が行き届いていないなどを原因に、多くの犠牲者がでている。「世界津波の日」「津波防災の日」を機に、津波に関する正しい知識を習得するとともに身を守る安全確保行動を確認し、自然災害による犠牲者を減らそう。