北海道新幹線 整備促進企画

2019年12月26日 特集

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 2030年度の開業に向け、工事が進む北海道新幹線新函館北斗~札幌間。区間最長で完成すると国内最長の陸上鉄道トンネルとなる渡島トンネル(延長3万2675m)をはじめ、総延長約212kmのおよそ8割が占める。工事認可から8年目を迎える本年度は、年度末までに39工区のトンネル工事すべてで契約を完了する見込み。現在は28工区で進む掘削工事は、来年度には全工区で動き出す予定だ。
 トンネル発生土の処理や積雪寒冷な冬季の気象条件への対応、最高時速320km化への対応など、さまざまな技術的な課題に挑戦しながら、北海道新幹線は札幌開業に向けで、新たなステージに差し掛かる。