京都府域の関西文化学術研究都市に立地する国立国会図書館関西館(精華町)で進められてきた「国立国会図書館関西館新館(仮称)新築工事が竣工を迎えた。東京本館の収蔵能力の補完などを目的に、書庫を増築する工事で、約500万冊を収蔵することができる。工期は約3年半に及び、施工各社は創意工夫と技術力を結集し、一丸となって安全管理や品質確保、施工の効率化などに努め、高機能な書庫を完成させた。 ■建築概要■ ■工事名称:国立国会図書館関西館新館(仮称)新築工事 ■工事場所:京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 ■建築主:国立国会図書館 ■発注者:国土交通省近畿地方整備局 ■設計:株式会社日本設計 ■監理:株式会社礎建築事務所 ■施工:建築工事:五洋建設株式会社、電気設備工事:住友電設株式会社、機械設備工事:大成設備株式会社 ■主要用途:書庫 ■構造:S一部SRC造 ■階数:地下1階地上7階建て ■敷地面積:8万2665.38m2 ■建築面積:4680.24m2 ■延床面積:2万4998.07m2 ■工期:2016年9月10日から2020年2月20日