国土交通省東北地方整備局が整備を進めていた国道7号下浜道路が、14日に開通する。下浜道路は秋田市下浜羽川~秋田市浜田を結ぶ全長6・2キロのバイパス道路。
秋田県の日本海沿岸部を南北に縦断する国道7号は、二次生活圏中心都市の由利本荘市~秋田市間の主要幹線道路。現道は1日当たり約2万台の交通があり、朝夕の通勤時には日常的に混み合い、夏季の海水浴シーズンには交通量が1・1倍に増え交通混雑が発生していた。加えて通学路指定されているものの車道・歩道とも幅員が狭く、歩道の未整備区間も多かったため自動車・歩行者の安全対策も課題になっていたという。
下浜道路の開通により、交通・物流の円滑化や歩行者の安全性向上が図られ、事故・災害時の代替性、信頼性の高い道路ネットワークが構築されることとなる。
下浜道路の建設に携わった施工会社の担当者に開通への思いを聞いた。
■下浜道路計画諸元■
■事業主:国土交通省東北地方整備局秋田河川国道事務所
■道路規格:第3種1級
■自:秋田市下浜羽川
■至:秋田市浜田
■標準幅員:24.5m(4車線)、14.5m(暫定2車線)
■設計速度:80km/h