東京都江東区豊洲で建設が進められていた「豊洲ベイサイドクロスタワー」(豊洲駅前地区第一種市街地再開発事業2―1街区AC棟)が完成した。三井不動産がIHIと協力して事業を進めていたもので、有楽町線・ゆりかもめの豊洲駅に直結した、オフィスや商業施設、ホテル、エネルギーセンターからなる複合施設だ。都心の利便性と海や緑など自然環境が共存する希な立地条件を生かした、〝働く〟〝住む〟〝楽しむ〟人の交流の拠点となる。昨今、求められている働き方改革を実現するモデルとしても期待されている。大成建設の設計・施工により高品質で竣工。行き交う人の視線を集めている。
■建築概要■
■建物名称:豊洲ベイサイドクロスタワー
■事業名:(仮称)豊洲駅前地区第一種市街地再開発事業2―1街区
■建設地:東京都江東区豊洲2-15-12
■発注者:三井不動産株式会社
■設計者:大成建設株式会社一級建築士事務所
■デザイン監修者:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所株式会社
■監理者:株式会社日建設計
■施 工:大成建設株式会社東京支店
■敷地面積:27,831.59m2(2-1街区)
■建築面積:9,295.77m2(AC棟)
■延床面積:184,314.62m2(AC棟)
■構造・規模:(A棟)S造地下2階地上36階建て、塔屋1階、(C棟)S造地下2階地上9階建て、塔屋1階
■工 期:2016年12月1日~2020年3月31日(AC棟)