福島県が南相馬市鹿島区に建設を進めていた県立相馬支援学校の新校舎が完成した。既存施設の老朽化と児童生徒数の増加に伴い相馬市から移転。多様な学習形態に柔軟に対応するとともに、豊かな自然環境と調和し、省資源・省エネに配慮した。4月8日に始業式が行われる。設計は田畑建築設計事務所が担当。施工(建築)は大豊建設・常磐開発JVが手掛け、綿密な工程計画のもと、創意工夫しながら高品質・高精度を徹底的に追求した。
◆工事名/福島県立相馬支援学校新築工事
◆工事場所/福島県南相馬市鹿島区寺内字鷺内地内
◆建築主/福島県教育委員会
◆設計/株式会社田畑建築設計事務所
◆施工/建築・大豊・常磐特定建設工事共同企業体、電気設備・広栄電設株式会社、機械設備・伊藤冷機工業株式会社
◆敷地面積/21,517.43m2
◆建築面積/5,494.54m2
◆延床面積/9,616.67m2
◆構造規模/RC造一部S造2階建て
◆最高高さ/12.75m
◆工期/2018年10月9日~2020年2月28日