労働災害防止に向け、職場での安全意識高揚と安全活動の定着を図る「2020年度全国安全週間」が7月1日から7日まで実施される。93回を迎える本年度のスローガンは、「エイジフレンドリー職場へ!みんなで改善 リスクの低減」。昨年度の神奈川県内における建設業の災害発生状況を見ると、死亡労働災害が10人で、うち6人が墜落・転落災害によるものだった。死傷労働災害は808人で、一昨年の727人から大幅に増加した。このため本年度も安全週間を契機に、神奈川県内の建設業でも安全な職場環境の形成を目指し、災害ゼロに向けた積極的な取り組みが期待される。