横浜駅西口開発ビル JR横浜タワー・JR横浜鶴屋町ビル 完成

2020年7月22日 特集

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 日本を代表する国際港都、横浜。その玄関口横浜駅の西口で建設が進められていた「JR横浜タワー」「JR横浜鶴屋町ビル」が完成した。半世紀以上にわたり親しまれてきた旧西口駅ビルの後継として東日本旅客〓道が建設したこの施設は、横浜駅周辺のまちづくり計画「エキサイトよこはま22」のリーディングプロジェクトに位置づけられいるもの。商業、オフィス、ホテル、駐車場などの機能を集約するとともに高い防災機能や周辺地域との回遊性を生み出しているのが特徴だ。東日本旅客〓道東京工事事務所、JR東日本建築設計らの設計により、みなと横浜の顔にふさわしい洗練されたデザインと優れた機能性を実現。竹中工務店の施工により、鉄道上空への上屋建設や駅利用者への影響抑制など厳しい条件をクリアした上で高品質な建物が竣工した。先月までに入居施設が順次オープン。地元待望のシンボル施設に大きな期待が集まっている。
■建築概要■
【JR横浜タワー】
■名称=JR横浜タワー
■発注者=東日本旅客〓道株式会社
■設計=東日本旅客〓道株式会社東京工事事務所、横浜駅西口開発ビル設計共同企業体(株式会社JR東日本建築設計、JR東日本コンサルタンツ株式会社)
■施工=株式会社竹中工務店
■建設地=横浜市西区南幸一丁目1番2号他
■敷地面積=8,687m2
■建築面積=7,488m2
■延床面積=98,491m2
■構造・規模=SRC造・S造地下3階地上26階建て
■工期=2015年10月~2020年3月
【JR横浜鶴屋町ビル】
■名称=JR横浜鶴屋町ビル
■発注者=東日本旅客鉄道株式会社
■設計=東日本旅客鉄道株式会社東京工事事務所、横浜駅西口開発ビル(鶴屋町棟)設計共同企業体(株式会社JR東日本建築設計、JR東日本コンサルタンツ株式会社、株式会社竹中工務店)
■施工=株式会社竹中工務店
■建設地=横浜市神奈川区鶴屋町一丁目66番9号他
■敷地面積=4,909m2
■建築面積=3,948m2
■延床面積=31,268m2
■構造・規模=SRC造・S造地下1階地上9階建て
■工期=2018年3月~2020年3月