2020 海の日

2020年7月22日 特集

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 18年台風21号、19年台風15号・19号では、記録的な高潮、高波、暴風により港湾やその背後地に甚大な被害が発生した。昨年の両台風での護岸、桟橋などの破損や浸水の主要因は高波だったと推測。暴風で船舶の走錨やコンテナの飛散もなども発生した。
 19年9月のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)特別報告書によると、長期的な海面水位の上昇や高潮災害について言及されており、今後整備するインフラの供用期間中に影響が生じる可能性も懸念される。
 国は、近年の災害を踏まえ、将来も見据えながら基幹的海上交通ネットワーク機能の維持、向上を図るためのソフト、ハードが一体となった総合的な防災、減災対策を講じていく。