川崎市麻生区の新百合ヶ丘総合病院の敷地で整備が進められていた新棟が完成し、全面運用が始まった。従来の377床に加え186床を増床し、救急センター施設の拡充、救急病棟の新設、緩和ケア病棟の開設など地域医療体制の充実を図った。同病院は、2012年8月に開院。9年目を迎え、医療サービスの一層の高度化を図り、地域の「最良の安心」となる病院を目指していく。新棟の設計監理は久米設計、施工は安藤ハザマが担当した。
■建築概要■
■工事名称:(仮称)新百合ヶ丘総合病院新棟建設工事
■所在地:神奈川県川崎市麻生区古沢都古255
■発注者:医療法人社団三成会
■敷地面積:61,394m2
■建築面積:4,567.80m2
■延床面積:15,266.37m2
■構造:RC一部S・SRC造
■階数:地下1階、地上5階、塔屋1階
■設計・監理:株式会社久米設計
■施工:株式会社安藤・間
■工期:2018年8月9日~2020年5月29日