防災特集2020

2020年9月1日 特集

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 日本列島は従来、火山噴火や集中豪雨、地震、台風、豪雪など自然災害と隣り合わせの国土を形成し、私たちはそれを克服してきた。切迫性高まる巨大地震にも英知を結集し対応しようとしている。ところが、東日本地域を中心に襲った2019年の台風19号では鉄塔の倒壊による電力供給網の寸断という従来にはない新しいタイプの被災に住民・行政・関係機関が困惑したほか、昨今の新型肺炎の発生・流行は、避難所の運営方法にも感染症拡大の防止策を求めるなど、災害対応上の新たな課題が生じている。識者や行政トップ、建設産業各社の知見に解決策を探る。