2020関西の鉄道企画

2020年9月18日 特集

文字サイズ

 日本経済の発展・成長には広域的な鉄道ネットワークの充実・機能強化が求められている。関西圏では今年に入って関西国際空港と大阪都心部のアクセス改善を図る鉄道新線「なにわ筋線」と「大阪モノレール延伸」(門真市駅~〈仮称〉瓜生堂駅)が相次いで工事施行認可を取得し、いよいよ工事着手の段階に入った。両事業とも関西経済の発展に大きく貢献することが期待されている。
 関西の鉄道企画では、大阪府モノレール建設事務所の安渡優所長にインタビューし、延伸事業のスケジュールや工事のポイントなどを聞いた。また、事業トピックスとして2031年春の開業が予定されている「なにわ筋線建設事業」や、25年度を最終年度とする中期経営計画で地下改革や沿線開発などに総額約4800億円の投資を見込む大阪メトロの事業展望などを紹介する。