神奈川県藤沢市で建設が進められていた「神奈川県立スポーツセンター」と「神奈川県立総合教育センター」が完成した。スポーツを通した未病改善の取り組みや競技力向上を図るスポーツ医科学・栄養面でのサポート、国内屈指のパラスポーツを推進する拠点となる。ＰＦＩ事業として神奈川スポーツコミュニケーションズが運営。「健康・生涯スポーツ」「競技スポーツ」「障がい者スポーツ」を柱とした取り組みが行われる。設計を清水建設・久米設計ＪＶ、施工を清水・門倉・小俣ＪＶが担当。神奈川県の中心的スポーツ拠点と呼ぶにふさわしい質の高い出来栄えを見せている。
■建築概要■
■工事名称／神奈川県立体育センター等特定事業建設工事
■建設地／神奈川県藤沢市善行7－1－1ほか
■元発注者／神奈川県
■発注者／神奈川スポーツコミュニケーションズ株式会社
■設計／清水建設・久米設計設計共同企業体
■監理／株式会社久米設計
■施工／清水・門倉・小俣特定建設工事共同企業体
■敷地面積／16万7756m2
■構造・規模・延べ床面積（建築面積）／アリーナ棟＝S造地下1階地上2階塔屋1階建て延べ1万4,055m2（9,445m2）、総合教育センター棟＝S造7階建て延べ1万4,747m2（2,978m2）、宿泊棟＝RC造3階建て延べ2,970m2（1,054m2）、テニス更衣室＝軽量S造平屋建て延べ248m2（248m2）、グリーンハウス＝RC造地下1階地上3階建て
■主要用途／スポーツ教育研究施設
■工期／2018年6月5日～2020年8月7日