桐朋学園が東京都調布市の桐朋学園大学仙川キャンパス内で建設する「桐朋学園宗次ホール」が完成した。同大学初の音楽講堂で、CLT(クロス・ラミネーティド・ティンバー、直交集成板)採用の音楽ホールは世界初。全木造地上3階建て、ホールのほか、レッスン室や教室などで構成する。可動席含め234席の小型ホールながら大編成オーケストラの演奏を可能としている。
■建築概要■
■工事名/桐朋学園大学仙川キャンパス第二期工事
■工事場所/東京都調布市若葉町一丁目41番地1
■建築主/学校法人桐朋学園
■基本設計・デザイン監修/株式会社隈研吾建築都市設計事務所
■音響設計/株式会社唐澤誠建築音響設計事務所
■構造監修/株式会社ホルツストラ
■舞台コンサル/株式会社シアターワークショップ
■設備監修/株式会社森村設計
■設計・監理・施工/前田建設・住友林業共同企業体
■敷地面積/41,341.37m2
■建築面積/1,340.02m2
■延床面積/2,392.59m2(駐輪場、備蓄倉庫、ごみ置き場、守衛室含む)
■構造・階数/木造一部RC造、地下1階地上3階
■工期/2020年2月17日~2021年3月19日
写真撮影/外観:川澄小林研二写真事務所, 内観:Kazuki Matsumoto