全日本漁港建設協会(全漁建)は13日、2015年に策定した「漁港建設将来ビジョン」を改定する。策定から年月を経る中で変化した、日本の水産業や漁港漁場整備、漁港建設業をとりまく環境に対応すべく、漁港建設業が抱える課題をさまざまな角度から分析し、国と地域社会に貢献する漁港建設業の理念と将来のあるべき姿を明確化。その実現と持続的発展のためにとるべき方策をビジョンとして取りまとめた計画である。この新ビジョンをテーマに、現在水産庁が検討中の新漁港漁場整備長期計画の内容などを踏まえながら水産庁漁港漁場整備部長の山本竜太郎氏と全漁建会長の岡貞行氏に意見を交わしてもらった。