新型コロナウイルス感染症の拡大防止と社会経済活動の維持の両立が求められる中、どのような状況にあっても経済活動を下支えするインフラ整備は着実に進めることが重要だ。中部圏では名古屋環状2号線の整備により物流の効率化が図られたほか、東海環状自動車道をはじめとした道路の開通目標が示されると、沿線への企業進出に弾みが付くなど民間投資を誘発。開通を見越したまちづくりや地域づくりも加速する。コロナ禍で経済活動は停滞しがちだが、将来を見据えた中部づくりの礎を改めて築くことが重要だ。
2021年中部暑中企画
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