神奈川県横須賀市で建設が進められていた「横須賀市学校給食センター」が完成した。横須賀市が中学校完全給食を実現するために設置したもので、1日に約1万食の給食を調理し市立23学校に届ける。安全・安心な給食で中学生の心と体の成長をサポートする拠点として期待されている施設だ。事業は設計・建設と運営・維持管理を一括で発注するDBO方式で実施。設計・監理を梓設計、施工を三井住友建設、調理設備工事を日本調理機が担当した。施設は高い機能性と周囲の環境に溶け込む横須賀らしさあふれるデザインとなっており、高品質で精度の高さを感じさせる佇まいを見せている。きょう29日、中学校の給食がスタートする。
■建築概要■
■工事名称=横須賀市学校給食センター建設工事
■所在地=神奈川県横須賀市平作5-28-10
■発注者=横須賀市
■設計・監理=株式会社梓設計
■施工=三井住友建設株式会社横浜支店
■調理設備工事=日本調理機株式会社
■敷地面積=14,984.34m2
■建築面積=4,215.58m2
■延床面積=3,988.10m2
■構造・規模=S造平屋
■工期=2020年8月1日~2021年7月31日