武蔵野大学が東京都江東区で建設していた有明キャンパス5号館が9月、竣工した。2020年4月に完成した有明キャンパス6号館とともに、教育・研究活動の充実化をけん引する。同大学は21年度から日本初の起業家精神を育成する「アントレプレナーシップ学部」を設置した。さらに、AI活用、SDGs(持続可能な開発目標)を必修科目とする全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートし、24年の創立100周年、そして2050年に向けクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。5、6号館の設計・監理は佐藤総合計画、施工は大成建設が手がけた。
■建築概要■
■工事名称:(仮称)武蔵野大学有明キャンパス増築棟新築工事
■計画地:東京都江東区有明3丁目3番3
■発注者:学校法人武蔵野大学
■設計・監理:株式会社佐藤総合計画
■施工:大成建設株式会社
■構造:S一部SRC造
■階数:地上6階
■規模:〈敷地面積〉13,012.08m2
〈建築面積〉1,251.08m2
〈延床面積〉5,962.34m2
■用途:大学(実習室、研究室など)
■工期:2018年3月1日~2020年4月28日
■工事名称:(仮称)武蔵野大学有明キャンパスJ1区画新築工事
■工事場所:東京都江東区有明3丁目1番13
■発注者:学校法人武蔵野大学
■設計・監理:株式会社佐藤総合計画
■施工:大成建設株式会社
■構造:RC一部SRC、S造
■階数:地下2階地上7階
■規模:〈敷地面積〉1,834.95m2
〈建築面積〉1,291.87m2
〈延床面積〉8,036.22m2
■用途:大学(学生ホール、講義室、研究室など)
■工期:2019年6月1日~2021年~9月22日