和歌山市が2021年秋のオープンに向けて、19年7月から中心市街地に建設を進めてきた「和歌山城ホール」が待望の完成を迎えた。南方向に屈指の観光資源である和歌山城を臨む好立地で、大・小ホールや展示室、屋上庭園などを備える新たな文化・芸術の発信拠点が誕生する。建築工事を手掛けた奥村・小池組・宮井組JVは、地下水対策などに万全を期すとともに、職員・作業員が一丸となって安全・工程管理に努め、高品質・高精度なシンボル施設を完成させた。
■建築概要■
■工事名称:市民会館(仮称)市民文化交流センター新築工事
■施設名:和歌山城ホール
■所在地:和歌山県和歌山市七番丁25番1
■発注者:和歌山市
■設計・監理:教育施設・キューブ特定設計業務共同体
■施工:【建築】奥村・小池・宮井特定建設工事共同企業体、【電気設備】八千代・植野電気特定建設工事共同企業体、【機械設備】テクノ菱和・東和冷機特定建設工事共同企業体
■建物用途:劇場
■敷地面積:6,627㎡
■延床面積:14,110.10㎡
■構造・規模:SRC・S・RC造地下1階地上5階建て
■工期:2019年7月24日~2021年10月