DPL広島観音 完成

2021年11月30日 特集

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 広島観音特定目的会社が、広島市西区の広島西飛行場跡地で建設を進めてきた物流施設「DPL広島観音」が完成した。1フロア当たりの面積が約1万9000平方メートル、延べ約9万6000平方メートルという中国・四国地域最大級の物流施設で、45フィートトラックが最大32台接車可能なトラックバースや、各階に直接乗り入れることができるらせん状のランプウェイを設置することで、荷さばきなど作業効率の大幅な向上を可能とした。設計・施工はフジタが担当。安全確保や環境対策などに同社が持つ技術、ノウハウを最大限に活用し、安全で安心して利用できる施設を実現させた。
■建築概要■
■名称:DLP広島観音新築工事
■場所:広島市西区観音新町4-287-165他3筆
■施主:広島観音特定目的会社
■設計:株式会社フジタ西日本支社一級建築士事務所
■施工:株式会社フジタ広島支店
■構造:FSRPC-B構法一部S造
■階数:5階
■敷地面積:39,376.55m2
■建築面積:20,168.20m2
■延床面積:96,497.31m2
■工期:2020年6月1日~2021年10月29日
※撮影/株式会社プライズ山崎浩治