大手食品加工会社のFホールディングス株式会社（東京都中央区日本橋、大村剛史郎代表取締役社長）とフジフーズ株式会社（同、武藤 与志巳代表取締役社長執行役員）が大林組に設計及び施工を依頼し、茨城県八千代町の八千代工業団地に建設していた「茨城工場」が完成し、2022年2月から稼働する。
同社は、昨年12月に効率的なイノベーション生産設備を導入した船橋工場（千葉県船橋市高瀬町）を新築して稼働させており、これに続く事業拡充となる。
今回の茨城工場は冷凍食品を主力生産する拠点となり、同工場では原材料の入出庫や包装工程等を自動化し、省人化及び衛生環境の向上を図ると共に冷凍自動倉庫を併設し、美味しさと高品質を両立した商品を安定してお客様に提供していく。
今回の稼働は、第一期工事完了エリアで工場全体の60％にあたり、本年11月に残りの第二期工事エリアの稼働を予定している。

■建築概要■
■工事件名：（仮称）フジフーズ茨城工場建設計画
■建設地：茨城県八千代町菅谷898－179
■発注者：フジフーズ株式会社
■設計・監理：株式会社大林組一級建築士事務所、株式会社大林組工事監理一級建築士事務所
■施工：株式会社大林組東京本店
■敷地面積：45,197.85m2
■構造・規模：工場棟S造2階建て。建築面積26,159.64m2＋133.89m2、延床面積32,611.24m2＋238.95m2
■工期：2021年2月1日～12月31日