北山孝二郎氏(北山孝二郎+K計画事務所)設計の「草津温泉地蔵地区周辺整備」が完成した。「御座之湯」(2013年)、「湯路広場」(2014年)、「熱乃湯」(2015年)に次ぐプロジェクト。草津温泉は路地が狭く、曲がったり、上がり下がりするのが特徴の界隈。そうしたなかにいくつかの建物や広場を点在させ、相互に繋がりをもった見事な修景をつくりあげた。北山氏は「草津再生計画は、湯畑を中心に広場や路地を整備することで、ここにくる人びとの歩く楽しみを増幅させ、ゆったりと滞在し古い町並みを回遊することです」という。