きょう10月14日、新橋~横浜間に日本最初の鉄道が開業してからちょうど150年の節目の日を迎える。1994年、10月14日は「鉄道の日」と定められ、毎年、全国の鉄道事業者、関係団体、国などが多彩な行事を各地で実施している。鉄道は明治以来、人流・物流の拡大、地域の発展、国力の増強など日本の成長を支える最重要なインフラとして、他国には類を見ない鉄道網が全国的に整備されてきた。現在、人口減少の影響で存続が懸念される路線もあるが、都市圏を中心に交通ネットワークの強化、安全性・利便性の向上、自然災害対応、既存施設の維持・更新などに旺盛な投資が行われている。本特集では、学識者のインタビューを交え鉄道整備の役割や意義、歴史を振り返るとともに、JRグループ各社、首都圏主要民営鉄道の本年度の鉄道設備投資計画、東京都内、神奈川県内で進行中の鉄道関連整備プロジェクトなどを紹介する。