地域の持続的な発展に向け、鉄道の延伸案検討や道路の整備計画が進んでいる。茨城県は、首都圏新都市鉄道が運行するつくばエクスプレス(TX)の県内延伸を要望し、延伸4案を提示した。1案に絞り込むため、第三者委員会を設置して検討を進めている。関東地方整備局千葉国道事務所と千葉県は、県内を通る国道16号の慢性的な渋滞解消のため、重要な都市間を結ぶ千葉北西連絡道路の整備を計画している。共に、2022年後半に事業化を前提とした新しい動きが見られた。沿線・沿道のまちづくりに大きく影響する交通インフラの実現に期待が高まる。