住友不動産グループが東京都大田区の羽田空港隣接地で開発を進めていた大規模複合施設「羽田エアポートガーデン」が１月３１日に全面開業する。羽田空港第３ターミナルに直結し、１７１７室の国内最大のエアポートホテル、ＭＩＣＥ対応のイベントホール・会議室、富士山も望める展望天然温泉、日本の名産品や多彩な食事を提供する商業施設、全天候型バスターミナルなど２４時間国際拠点空港化に対応した機能、サービスを備えている。２０２０年３月の竣工から約３年。コロナ禍で開業が延びたが、社会経済活動や人の移動が世界的に回復基調に向かう中、羽田エアポートガーデンは日本の玄関口にふさわしい新たな経済・観光拠点としてにぎわいの創出、日本の国際競争力の強化などさまざまな役割が期待されている。設計は日建設計、施工は西松建設が手がけた。