安藤忠雄氏(東京大学名誉教授、安藤忠雄建築研究所)設計の「認定こども園 五風会」が3月31日に完成し、4月3日から供用となった。
直径30mの大きな円形屋根と直径15mの吹抜け。その下に2層の保育室。吹抜けの1階床も2階外廊下もすべてウッドデッキの広縁。光と風が爽やかに吹き抜け、そのなかを子どもたちが伸び伸びと駆け回っている。
安藤氏はクライアントに「森の中の円形園舎を考えたのは、子どもたちがこの1つの地球でともに生きているんだということを体で感じてほしいと思ったからです。自分たちの住む地球を大切に思い、頑張る子どもが一人でも多くこの園舎から育ってほしいと思います。」とメッセージを贈った。