2016~25年を計画期間とする第8期北海道総合開発計画が進行する中、国土交通省が策定作業を進める次期北海道総合開発計画が本年度にも策定される。地球温暖化の進行とそれに伴う自然災害の激甚化・頻発化、国際的なエネルギー・食料の安定供給への不安など、北海道開発を取り巻く状況の急速かつ大きな変化に対応するため、次期計画ではこれまでの「食」「観光」に加え、「ゼロカーボン」が大きなキーワードとなってくる。豊富な再生可能エネルギーや水資源、自然環境を生かした北海道開発のカーボンニュートラルに向けた取り組みを紹介する。