JR九州が西九州新幹線の開業を機に長崎市で建設を進めていたJR長崎駅ビル増床部分の商業ゾーン「アミュプラザ長崎新館」が完成し、11月10日に開業する。
テナント数はこれまでの1・5倍に拡充。外観は長崎の歴史が感じられ、周辺の街並みに融合するデザインとした。国際観光都市長崎の新たなランドマークとして期待される。実施設計は大林組、施工は大林組と九鉄工業で構成する新長崎駅ビル(仮称)新築工事共同企業体が担当。新幹線関連工事が錯綜(さくそう)する長崎駅周辺という厳しい施工条件を克服し、工期内に高品質の建物を完成させた。