建設技術研究所(東京都中央区)は今年、前身の財団法人創業から78年、株式会社としては設立60周年を迎えた。2021年にグループ全体の新中長期ビジョン「SPRONG2030」を策定。国内外のインフラに関わるあらゆる課題を解決に導き、社会の持続的発展に貢献する「グローバルインフラソリューショングループ」としての飛躍を目指し、事業拡大を図っている。同社は8月に通期業績予想を上方修正。前期と連続で最高益更新見通しとなり、業績は好調だ。中村哲己社長に、持続可能な社会実現に向けた同社の取り組みや事業の状況について聞いた。