青森の玄関口であるJR青森駅に新たなランドマークが誕生する。JR東日本が旧青森駅東口駅舎跡地(青森市)で建設していた「JR青森駅東口ビル」が完成し、商業施設が26日に開業を迎える。国内外から青森を訪れる人の県内周遊・交流促進拠点になる。1~3階はJR東日本青森商業開発が運営する商業施設「&LOVINA」が入り、4階には青森県が縄文文化の情報発信拠点、青森市が美術展示館を開設する。4階の一部と6~10階に設ける温浴施設などを備えたウエルネスホテル「ReLabo」は7月開業予定。官民連携で推し進めてきた青森駅周辺の街づくりは大きな節目を迎えた。新しい駅ビルは設計をJR東日本建築設計が担い、鉄建建設が施工した。