兵庫県明石市/新庁舎建設入札公告、8月1日まで参加受付

2024年7月24日 工事・計画 [8面]

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 兵庫県明石市は22日、「明石市役所新庁舎建設工事」の総合評価一般競争入札を公告した。規模はS一部RC造(免震構造)延べ2万1620平方メートル。市庁舎を現在地(中崎1の5の1)で建て替える。8月1日まで現地確認(29日~8月2日に実施)の参加申し込みを受け付ける。同19~29日に1次審査書類、9月17~27日に2次審査書類を受け付け、プレゼンテーション審査を踏まえ10月下旬に選定結果を公表する。低入札価格調査基準価格を設定する。
 参加資格は建築一式工事の単体かJV。単体とJV代表者は総合評定値(P点)1600点以上で、2009年度以降に延べ1万平方メートル以上の庁舎や銀行、オフィス本社ビルなどの施設、もしくは延べ5000平方メートル以上の免震構造を備える施設の建築工事の元請施工実績があることなど。構成員は同800点以上。
 敷地面積は約2・3ヘクタールで、1工区(新庁舎棟)と2工区(ロータリーなど)、3工区(平面駐車場)に分割する。ステップ1で既存デッキと立体駐車場を解体し、仮設駐車場を整備。ステップ2で1工区を整備し、ステップ3でその他既存棟を解体、2工区の外構整備を行う。工事概要は建築主体と電気設備、機械設備、既存解体など各一式。
 12月下旬に着工し、29年3月9日まで工事を進める予定。
 基本・実施設計は安井建築設計事務所が担当した。