8月4日は「橋の日」。1985年に宮崎県で提唱されたのが起こりで、現在では全国各地で記念イベントが開かれている。橋梁の役割を再認識してもらうほか、われわれの生活や文化と密接に関わる河川への関心をはぐくみ、催しなどで多くの人と人をつなぐ「心の懸け橋」を全国的に波及させるのが目的だ。本特集では、ベルギーを拠点に活躍する構造エンジニアのローラン・ネイ氏に師事していた土木構造物デザイナーの渡邉竜一氏へのインタビュー、4主塔以上の連続斜張橋としては世界最大級となる橋梁計画、各地で進む国直轄橋梁整備プロジェクトを紹介する。