資機材価格の高騰や恒常的人材不足、4月に始まった時間外労働規制など建設業を取り巻く環境は厳しさを増している。一方で神奈川県内では川崎市臨海部大規模土地利用転換や相模原駅北口地区再開発、山下ふ頭再開発などこれからスタートするビッグプロジェクトが控えている。中でも横浜市の旧上瀬谷通信施設地区で2027年3~9月に開催予定の横浜国際園芸博覧会(園芸博)「GREEN×EXPO2027」は地域経済活性化の起爆剤として注目を集めている。造園業をはじめ地元建設関連団体も関連工事の受注機会拡大を見込んでいる。園芸博終了後には最先端技術を集めた大型テーマパークの建設も計画され、地元建設業の期待はますます高まっている。